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PL/SQL Developer 9.0 - 新しく追加された機能

他バージョンの追加機能 8.1 7.1 7.0
PL/SQL Developer 9.0 で追加された新しい機能を紹介します。

マルチ接続

PL/SQL Developer 9.0で追加された最も重要な拡張は、マルチ接続のサポートです。 これにより複数データベースへ同時に接続できるようになりました。 個々のウインドウは、独自にデータベースへの接続を持つことができます。 また、ウインドウ左下端の接続選択ボタンにより、簡単に別の接続へ切り替えられます。

マルチ接続機能を使う/使わないは、オプションにより選択できます。 使わないを選択した場合は、バージョン 8.x 以前と同じ動作をします。 接続を変更すると、すべてのウインドウの接続先が変更されます。
 

接続リスト

接続リストにより複数の接続を柔軟に操作できます。

接続リストには、現在の接続先と、それぞれの接続に関連するウインドウの一覧が表示されます。 ログオンすると自動的に接続リストに追加されると同時に、ユーザ定義接続に追加されます。 コネクションを右マウスボタンでクリックすることにより、 その接続に対してウインドウを開く、オブジェクトを作成する、ツールを起動するなどの操作が簡単に行えます。

[接続定義]ボタンをクリックすることにより、接続やそれを収めるフォルダを定義できます。 個々の接続定義には、接続の名前、ユーザ名、パスワード、データベース、SYSDBA/SYSOPRを定義できます。

パスワードを省略すると、接続時にウインドウが表示され、パスワードを入力を促します。 フォルダには自由に名前を付けることができます。 さらに、接続を自動的に追加するための条件を設定することも可能です。 例えば、ユーザ名に"SYS*"と指定すると、ユーザ名が"SYS"で始める接続が自動的にフォルダへ追加されます。


 

XLSXフォーマットサポート (Excel 2007 / 2010)

SQLウインドウ、レポートウインドウの結果を Excel 2007 / 2010 XLSX フォーマットでエクスポートできるようになりました。 以前のExcelフォーマットではシート当たりの行数が65,000に制限されていたため、大きなデータは複数のシートに分割されていましたが、 XLSXフォーマットを選択することで1つのシートにエクスポートできます。 エクスポートするときにXLSX(新)、XLS(旧)フォーマットを選択できます。

ダイアグラムウインドウの拡張

ダイアグラムウインドウに以下の機能を追加しました。

  • ドラッグ&ドロップによりアイテムの順番を変更できます。
  • アルファベット順またはID順に自動ソートするよう指定できます。
  • ズームレベルを追加しました。
  • グループやダイアグラムレベルで項目の表示/非表示を指定できます。
  • テーブル/ビューレベルのコメントをサポートしました。
コマンドウインドウの拡張

コマンドウインドウに以下の機能を追加しました。

  • ZIP Archive [File | Directory] コマンドを追加しました。
  • SET SERVEROUTPUTコマンドにSIZE UNLIMITEDのサポートを追加しました。
  • SPOOLコマンドにZIPオプションを追加しました。
  • すべての接続情報を表示するSHOW CONNECTIONコマンドを追加しました。
テーブル定義エディタの拡張

Oracle 11gの仮想カラムをサポートしました。 カラムを仮想と指定すると、式を指定できます。

上図の例では、仮想カラム"email"は、"ename"を小文字に変換し、その後に"@acme.com"を付けたものを返します。

他にも以下の拡張をしました。

  • local partitioned indexesのサポート
  • logging/nologgingのサポート
  • rowdependenciesをサポート
  • テキストエディタを使ったコメントの編集
SQLウインドウの拡張

  • 常に表示したカラムを固定することで、横スクロールされても画面から消えないようにするロック機能を追加しました。 上図の例では、左の2つのキーカラム("empno"と"ename")が固定され、 横スクロールさせても隠れてしまうことはありません。 同様に行をロックすることもできます。 ある行と同じ、またはよく似たデータを探すようなときに便利です。
  • 仮想カラムは変更禁止として扱われます。 ソースカラムの値を変更したときは、仮想カラムの値も更新されます。 上図の例では、"ename"の値を"BATES"に変更すると、 "email"カラムの"bates@acme.com"に更新されます。
  • テーブルにカラム値を変更する before insert / update トリガーが設定されている場合、 または新規データに適用されるデフォルト値が設定されている場合、 新規または修正されたデータをポストすると、 SQLウインドウのグリッドにサーバー側で生成値を即座に表示するようにしました。
  • "Tab=<title>"コメントを使って結果タブのタイトルを指定できるようになりました。 上図の例では、最初のタブが"All employees"、次のタブが"DEPT Salary"と表示されています。
  • ラージデータエディタを起動するボタンをファンクションキーを追加しました。
  • アウトプットバッファサイズに0を指定することで、無制限にできます。
テストマネジャの拡張

テストマネジャに以下の拡張を行いました。

  • テストスクリプトから別のテストスクリプトへ値を渡すグローバル変数を追加しました。
  • セッションの状態変化に影響されないようにテストする[新規セッション]プロパティを追加しました。
  • [実行]タブページに[ログ]を追加し、変数の入力値と出力値を表示するようにしました。
  • [定義]ページに上下を任意のサイズに分割するスプリッターを追加しました。
エディタの拡張

エディタに以下の拡張を行いました。

  • 代替引用符デリミタを正しく文法強調表示できるようになりました。
  • @ 文字を入力したあとコードアシスタントが起動してデータベースリンクの候補を表示します。
  • コードアシスタントの"内容の詳細"クエリーをカスタマイズできるようになりました。<CANames.sql>
  • ファイル先頭にある"BOM"に加えて、ファイルの内容からUnicodeかどうかを判断するようにしました。
  • 検索、ブックマークなどもマクロとして記録できるようになりました。
  • ショートカットキー Ctrl+Del を "Editor / Delete next word" に割り当てました。
オブジェクトブラウザの拡張

オブジェクトブラウザに以下の拡張を行いました。

  • ユーザ定義のオブジェクトブラウザフォルダに[オーナーを表示しない]プロパティを追加しました。
  • オプションにwhere句を指定することで、ユーザの選択肢を制限することができるようになりました。
ファイルブラウザの拡張

ファイルブラウザに以下の拡張を行いました。

  • ポップアップメニューに[プログラムから開く]を追加しました。 外部プログラムでファイルを開くことができます。
  • ポップアップメニューにファイルのプロパティを表示する[プロパティ]を追加しました。
  • ポップアップメニューにフォルダやファイルをWindowsエクスプローラで開く[エクスプローラで開く]を追加しました。
データ生成ツールの拡張

データ生成ツールに以下の拡張を行いました。

  • SQL() 式に他のフィールドの値を参照するバインド変数が使えるようになりました。
    例: SQL('Department ' || :deptno)
  • LIST(select) 式に他のフィールドの値を参照するバインド変数が使えるようになりました。
    例: LIST(select empno from emp where deptno = :deptno)
  • SQL() 式に1つのカラム/列を返すselect文が指定できるようになりました。
    例: SQL(select count(*) from order_lines where order_id = :order_id)
ユーザオブジェクトの比較

PL/SQLソースを比較するとき、大文字/小文字、スペースの変化、コメント変化を無視する/しないを選択できるようになりました。

差分表示でも大文字/小文字の区別、スペースの変化を無視する/しないを指定できるようになりました。 独自の差分表示ツールを使用している場合でも、これらの指定をコマンドラインオプション経由で渡すことが可能です。
 

PL/SQLビューティファイヤの拡張

PL/SQLビューティファイヤの拡張は、バージョン 9.1 で実装予定です。